3DCG制作は向上心があれば活躍できるチャンスはある

3DCG制作は向上心があれば活躍できるチャンスはある

3DCG制作は若手にも活躍できる場がありますし、向上心を持って挑戦を続ければ活躍できるチャンスが手に入るのではないでしょうか。
3DCGは映像制作と同様に経験がものを言いますから、何にでも興味を持って挑戦することをおすすめします。
また特定の分野だけでなく、様々な分野で経験を積んでおいた方が、活躍できるチャンスが増えます。
誰かやってみたい人がいるかといわれればすぐに手を上げて名乗り出る、自分から挑戦したいという意思を見せることも大事です。
これらを一言であらわせばまさに向上心で、昨日よりも今日、今日よりも明日の自分の成長を信じて挑戦できる人にこそ未来の可能性がひらかれます。
3DCGは覚えることが多くて大変ですし、常に新しい技術やテクニックが生まれているので、貪欲に情報にアンテナを張って吸収して自分のものにする姿勢が問われます。
しかし3DCGには終わりというものがなく、可能性が広がっていてワクワクするのも確かですから、ワクワクしながらもっと先を見たいと考えて挑戦することが大切ではないでしょうか。

3DCG制作のキモとなるのはモデリング作業

3DCG制作はカメラワークにライティングや演出も重要ですが、やはり基本となるモデリング作業がクオリティを決める鍵を握るのではないでしょうか。
モデリングは名前の通りモデルを制作する作業のことで、一般的には三角形で物体の形状を構成することになります。
大作3DCG映画のような作品の場合は、大量の三角形で複雑な形状を作ることができますが、リアルタイム性が求められるゲームにおいてては使える三角形の数が限られます。
その為、映画とゲームでは同じ作業でもポイントが違ってきますし、必要となるスキルや経験も異なるものとなります。
一方で共通するのは最終的に出力される映像のイメージから逆算して作る能力、どのように動かしても破綻しない形状の構成です。
イメージが弱いといつまで経っても仕上がりに納得できませんし、角度によって違和感を覚える破綻が生じます。
しかし真に3DCGを理解している人がモデルを作ると、違和感というものが全くなく、どのように使っても完璧といえる仕上がりになるのが驚きではないでしょうか。

筆者:柴崎剛保

筆者プロフィール

兵庫県加東市生まれ。
あまり知られていない3DCG制作について、必要なスキルなど様々な情報を調べてまとめました。